夫婦共働きの家庭は、最近では珍しくなくなっています。しかし、全ての既婚者が、家庭と仕事を両立させているとは言えません。両立できていない家庭では、スケジューリングや体調管理に無理が出てしまい、ストレスが溜まって家庭内不和の原因となることもあるようです。家庭と仕事をきちんと両立させているという状態とは、共働きであっても、休養や余暇をしっかり取りながら家庭を維持し、夫婦にとって家が安らげる場所であり続けていることが条件になります。どちらかが無理をすることで維持できているような場合は、不満が募り、いつかは爆発してしまい、夫婦喧嘩になったり、最悪離婚という可能性も出てきてしまうので、注意をしましょう。

ちなみに、仕事と家庭を両立する場合に重要になるのは、家事も仕事も無理しないことです。家事は全てを完璧にやろうとせず、省ける物は省いて簡素化してしまうことも大切なポイントです。掃除はよく使う場所だけ毎日、もしくは2~3日おきに行い、それ以外の場所は1ヶ月に数回程度で構いません。また、家事の手間が省けるような家電の購入も検討しましょう。自走式掃除機などに簡単な掃除を任せてしまえば、1日あたり10分程度の掃除時間が短縮できますし、1ヶ月ともなれば5時間もの余裕ができることになります。

それに加えて、仕事でも無理に空いている時間にスケジュールを入れるのではなく、少し余裕を持って仕事を調整するとグッと楽になります。仕事も家庭も無理をせず、余裕のあるスケジュールで行えるようにすることが両立のコツと言えるでしょう。